電動車椅子サッカーというスポーツ
〜横浜を中心とするクラブから〜
横浜ユナイテッドフットボールクラブ指導員 高橋 友樹
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11月12日午後2時頃にラポールに着き、施設内に入りまずビックリしてしまったことがありました。それは、障害者の方々の運動着姿にビックリしました。普段見慣れていないからだと思いますが、その運動着姿と人数の多さには驚きと戸惑いを隠せなかったです。少し早めに着いてしまったので見学の時の事を考え言葉遣いや見学態度などの注意事項を自分の中で考えていました。
時間になり練習場であるメインアリーナの出入り口に行くと車椅子サッカー用のボールがありその大きさを見てまたビックリしました。インターネットには9号と記載されていて、僕の膝くらいまでありました。「YOKOHAMAベイドリームP.S.C」のメンバーの方々と会い、挨拶をしたときにいろいろな障害を持っている人達がいて、正直どのようにコミュニケーションを取っていけばいいのかが不安になり練習の手伝いが上手くこなせるかが心配になりました。
練習が始まり最初の練習でドリブルをするためのコ−ンをハーフコート内にランダムに置く作業をしました。この時に車椅子の幅やボールの大きさを考えたりして少し広めに間隔を取るようにしました。練習中の作業としては、ネットや壁の方にいってしまったボールを中に戻すということも頼まれました。個人的には声かけと笑顔をしっかり作ることを考えました。ドリブル練習を見てすぐに、「すごい」と思いました。ボールを車椅子のバンパー部分に取り付けられているタイヤで器用に扱いコーンの間を軽快にすり抜けていくのは「すごい」と思う以外の何物でもなかったです。ボールがネットの方にいってしまったので取って中に返した時に1人のメンバーの方に「ありがとう」と言われたときにものすごく嬉しい気持ちが込上げて来ました。練習が続きPKの練習や2対2などのお手伝いをしていくと「YOKOHAMAベイドリームP.S.C」の方から、「実際に、車椅子に乗ってみて下さい」と言われて乗ってみました。
操作の仕方を教わり実際に走らせてみると、まず、「こわい」という感情が出てきてスピードを出せなくなりました。次第に慣れてきてスムーズに操作が出来るようになりバックやスラロームなども行い、ドリブルを行うことになり練習で見たイメージで行おうとすると全くできなかったです。まずメンバーの方達はボールを滑らすように扱えるのに対し、僕はボールが転がってしまう違いがありました。この競技の難しさを肌で感じることができました。
最後に試合にも混ぜてもらい参加したのですが、密集地帯の中に大きなボールと車椅子が何台もある状況に恐怖感と戸惑いを感じボールを触るのが精一杯で何もできなかったです。うまく車椅子を動かすことが出来ずに、勇気を出してDFをしてみればファールをしてしまうありさまでした。
実際に今回、見学や体験やお手伝いを行ってみて、この競技はすごい世界だと思い、「驚き」や「好奇心」、「恐怖心」などの色々な感情を持った2時間になりました。そして、「感動」ばかりしている自分がいました。何よりも1番最初に不安だったコミュニケーションが最後には自然に取れるようになり、笑顔のやりとりも自然に出来るようになりました。とても貴重な体験と時間を送ることができ、自分自身これからの障害者の方々に対しての考え方も変わりました。そして、同じサッカー競技者としてこれからも関わりを持ち、いい交友関係が築き上げていければ良いのではないかと思いました。
電動車椅子サッカー「ベイドリームP.S.C」ホームページ
http://homepage3.nifty.com/bay-dream/index.htm
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