この指導日記は、横浜ユナイテッドフットボールクラブの指導員から
スクールからクラブチームでの子どもたちの様子や、
練習メニューの内容などを書き綴りたいと思います。

2005/11/29 (Tue)

 皆さん大変お待たせして申し訳ありません。以前お話した各カテゴリー(都筑・磯子)のキャプテン・副キャプテンの続報です!
 先だって発表した磯子U12はキャプテン・副キャプテンを中心に周りのメンバーも協力して順調に活動しています。それぞれ他のカテゴリーでもチームの体制を整え、スタートしました。
 まず、都筑ですがU12のキャプテンは松本裕一郎君・副キャプテンは平井祐喜君、神田駿哉君に決定しました。U10のキャプテンは弘中啓志君、副キャプテンは越智新生君、末吉雄介君です。磯子U10はキャプテンに成瀬昂大君、副キャプテンは藤井佑介君、佐藤俊太朗君です。
 これで全てのカテゴリーのキャプテン・副キャプテンが出揃いました。
 活動を開始してから早2ヶ月が経とうとしておりますが、それぞれのチームでキャプテン・副キャプテンに選ばれた12名以外でもチームのためにリーダーシップを発揮してくれたらと思います。

     

そこで今回はキャプテンについてお話したいと思います。

 キャプテンとは現在のサッカー事情において、二通り存在します。「ゲームキャプテン」と「チームキャプテン」です。
 皆さんもご存知だとは思いますが、前者のゲームキャプテンとは、分かりやすく言えば試合中にキャプテンマークを腕に付けている選手のことを指します。しかし、持論になってしまいますが、自分は必ずしもその人がゲームキャプテンであるとは思っていません。ゲームキャプテンとは、試合中に監督の戦術を理解し、選手たちを導く役割を担います。勝っている状況、負けている状況をつぶさに判断し、それを選手たちに指し示す役割です。なので、必ずしもキャプテンマークを腕に巻いている選手だけがゲームキャプテンというのではなく、絶えずチームメイトに声をかけ、チームが進むべき道を指し示すことが出来る選手であれば、全ての選手がゲームキャプテンになり得るということです。
 次にチームキャプテンですが、これは読んで字のごとくチームのキャプテンを意味します。試合中・練習中、プライベートを問わず、常にリーダーシップを発揮し、全選手の信頼も厚いポジションだといえます。たとえその選手が試合に出られず、ベンチにいたとしてもその選手のかけた一言でチームの雰囲気がガラッと変わります。この例えが適切かどうかは分かりませんが、今年アジア一に輝いたボビー・ヴァレンタイン監督が率いた千葉ロッテマリーンズの初芝選手が今年を代表するチームキャプテンだったように思います。試合に出られずともチームメイトへ試合の内外を問わず常に声をかけ続け、レギュラーメンバーさえも初芝選手の一言一言には絶えず耳を傾け、最終的には初代アジアチャンピオンに輝きました。
 話が少し脱線してしまいましたが、指導員が今回発表された12名に望むことは、サッカーを熟知し、試合中にチームをコントロールすることが出来るゲームキャプテンになることではありません。後者のチームキャプテンになって欲しいと考えております。率先して挨拶ができ、みんなに慕われ、ふざけている子がいたら注意できる選手です。
 子どもたちにとっては少々重荷かもしれませんが、われわれ指導員はそういったキャプテンを育てるために全力を注ぎたいと考えており、周りのチームメイトもそういったキャプテン副キャプテンの姿を見て、ともに成長できるようなクラブ作りを目指していきたいと考えております。

 しかし、今回発表された選手だけではなく、クラブに携わる全ての人(子どもたち・指導員・保護者の皆様など)が「理想のキャプテン」になれるよう努力していきましょう。

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