Mail From KAWASHIMA  

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子どもの健全育成 2005/11/09 (Wed)

 はじめにHP開設にあたたかいお祝いメッセージを多く頂き有難うございました。改めて身の引き締まる思いでいっぱいです。
 若輩者の私がこのような形でメッセージを発信する事に多少の気恥ずかしさが有りますが私の思いを精一杯伝えると共に日常生活での情報や感じている事を飾ることなくありのままの自分を伝え、ご覧になっている皆様からのご意見やアドバイスを頂き私自身の成長、並びに「横浜ユナイテッド」の成長につなげていかれればと思っていますのでよろしくお願いします。
 さて「子どもの健全育成」というお題での第1回目ですが、まずは私と子どもたちとの出会いからお話したいと思います。
 今から7年前の24歳の時、生活環境の中に「子ども」という存在が全く無く、会話をするのも初めてに近い私は、目の前の大勢の子どもたちを前に圧倒された記憶を思い出します。今思い起こすと「当時の子どもたちは今現在の子どもたちとは違い少々荒れていた環境」でした。「ガムを噛む」「ゲームボーイ」「エアガン」「遊戯王」などなど、サッカーの指導者として意気込んでいた私は、ただただ唖然・・・。時代が変化し教育が腐敗しているという事に子どもたちを観て初めて気付きました。
 練習中、一度もボールを蹴ろうとせず遊んでいる子どもたちを当時の私はただ怒る事しか出来ず最後は一番してはいけない「手」を出してしまい、保護者からも叩かれ日々悩んでいました。しかし、逃げ出したい気持ちを抑え、私自身の子どもの頃を思い出して憧れていたサッカーコーチとの楽しかった日々を今度は自分が現代の子どもたちに伝えよう!と決意し格闘の日々がスタートしたのです。
 まずは「目線を子どもたちと合わせよう」合わせるには、子どもたちが熱中している物を知る事から・・・本を読み、流行物を購入して研究、気付けば2週間ほどで物知りになっていました。こうなればコミュニケーションは簡単!私を見る目に変化が表れ、すぐに子どもたちと打ち解けて話を聞いてくれるようになりました。でもここからが本題です。目的は一緒に遊ぶ事ではなく、「サッカーの楽しさ」という宝物をくれた憧れのコーチから学んだ物を伝えるということ!ようやくスタートラインに辿り着いた訳です。
 私が小学生の頃も、キン消し・ファミコン・ビックリマン・ラジコンなどが流行り友達と競うように熱中したものです。しかし、それ以上に外で皆で集まり特に球技(野球・サッカー)を熱中していた記憶があります。私は現代に不足している「コミュニケーション」をここから養いました。この頃の体験が今も大きく私の自分作りの基盤になっている気がします。

 駒林SC時代のSコーチ・・・「サッカー」を大好きにさせてくれた恩師である。当時のサッカー少年団のコーチ(サングラス・煙草・暴力・長い説教・動かない)このようなコーチが多く居た中(現代のコーチにも良く見られますが・・・)大学生だった当時のSコーチは(カッコ良い!サッカーがうまい!面白い!!)しかし、反面どのコーチよりも「怖かった。」
私がこのSコーチをなぜ憧れ、そして大人になっても未だに影響があるのか、それは「メリハリのある指導」である。
 私の人生で今までに出会った指導者の中で、「楽しいだけ」「怖いだけ」は多く出会った。しかし両方に長ける指導者との出会いは、このSコーチのみである。練習中は本当に怖かった、恐怖心すらあった。しかし、練習が終わると急に「お兄ちゃん」に変身。プロレスごっこなどなど何でも有り、本当に楽しかった思い出がいっぱいある。積極的なミスには一切怒られなかった。その反面、消極的なミス、いじめ、友達への悪口、試合時の審判への文句、そして一番言われ続けたのは「礼儀」である。

 話が少々脱線してしまいましたが、私が一番現代の子どもたちに伝えたかったのは「礼儀」と「スポーツの楽しさ」なのです。7年前、サッカースクールを友達との遊び場としていた子どもたちも日が経つにつれ、当時私がSコーチに抱いていた気持ちを少しは感じてもらえたのかな!?・・・とつい最近の事のように思い出します。
 今日の「横浜ユナイテッド指導理念」の原点はSコーチに憧れ指導者になった私の7年間の経験を集約した物です。子どもたちに「メリハリ」のある「礼儀・楽しさ」に偏りの無い指導を今後全ての指導者が実践できるよう日々頑張って参ります。これからも皆様のご指導の程宜しくお願いします。

PS
今回は、初めてという事で多少硬さがありご覧になっている皆様には退屈を感じさせてしまったかも?と反省・・・
皆様からの、私そして横浜ユナイテッドへのご要望・ご相談その他、地域の情報提供を心よりお待ちしています。

最後に読書好きの私から本の紹介・・・

Adventure Life(アドベンチャー・ライフ)
サンクチュアリ出版
高橋歩

「浜っ子」である高橋歩氏の20代からの10年間、まさにアドベンチャーな人生を描いた宝箱のような一冊。法人理念である「チャレンジ」を見事なまでに実行している、私がリスペクトしている人です。賛否両論あるとは思いますが是非一度ご覧になって下さい。感想お待ちしています

横浜ユナイテッドフットボールクラブ
理事長 川嶋隆之